さまざまな
リハビリテーション
脳とこころ、身体を活性化
する
多角的なアプローチ
介護老人保健施設からざステーションは、高齢者の心身機能の維持・回復、そして生活全般の質を高めるリハビリテーション専門施設です。開設以来20年以上にわたり、コミュニケーションが難しいとされる中・重度の認知症の方々に対しても、こころと身体の両面、さらに生活の視点から専門的なアプローチを積み重ねてきました。
作業療法士や理学療法士を中心とした専門職チームが、「その方らしさを大切に」をモットーに、科学的根拠に基づいた多様なプログラムを提供し、在宅復帰や豊かな在宅生活をサポートします。

専門的な
リハビリテーション・
プログラム
当施設で実施している、高度な専門性を有する主なプログラムをご紹介します。
1. 短期集中
リハビリテーション

在宅復帰を予定されている認知機能低下のある方を対象に、入所(または通所開始)から3カ月間、週2~3回、1回20分程度のマンツーマンで行うリハビリです。記憶障害などの中核症状だけでなく、徘徊や興奮といった周辺症状(BPSD)の改善にも極めて有効であることが実証されています。
2. シナプソロジー


「2つのことを同時に行う」「左右で違う動きをする」といった普段慣れない動きで脳を刺激し、活性化を図るプログラムです。当法人は福岡市内唯一のシナプソロジー研究所登録医療機関であり、参加者が笑顔で楽しみながら記憶力や注意力を向上させられる環境を整えています。
3. くもん学習療法

読み書きや計算のプリントを用い、脳の機能を維持・改善する非薬物療法です。学校のような形式ではなく、スタッフが伴走者のように寄り添いながら1日20分程度学習します。無表情だった方に笑顔が見られたり、自発的な発言が増えたりといった高い効果が期待できます。
4. 回想法

昔懐かしい写真や身の回りの道具を用いて記憶を刺激し、情動の安定を図る「回想法」を実施しています。これまでの人生を振り返り、懐かしい出来事や当時の思いを言葉にしていただくことで、自尊心を高め、その方らしさを取り戻していただくことを目的としています。
5. 作業活動

書道・塗り絵・折り紙などの「作業活動」を実施しています。手を動かしながら過去の経験や記憶を自然に引き出し、発語を促すとともに、運動機能や知的機能、社会的機能などの回復・維持につなげ、ご自身らしい生活を支えることを目的としています。
6. 光療法

太陽光に近い自然な光を一定時間浴びることで、生体リズムを整える療法です。不眠や昼夜逆転現象が顕著な方に対し、医師の指示のもと実施します。数週間の継続により、夜間の徘徊や興奮が和らぎ、穏やかな表情を取り戻された事例も多くあります。
7. 車いすシーティング

単なる移動手段としてではなく、長時間の座位を快適に保てるよう、姿勢やクッションを専門的に調整します。シーティング・コンサルタント資格を持つ職員が、褥瘡(床ずれ)の防止や身体の痛みの軽減を図り、言葉で苦痛を表現できない方の生活の質を向上させます。
8. 身体の
リハビリテーション

高齢者になると、体力や筋力などが低下して転倒する危険が出てきます。お一人お一人に合ったさまざまな運動を行い、健康維持や体力回復を図ります。また、関節が固まらないような予防のための訓練も行っています。
9. 生活リハビリ
テーション

施設や自宅の生活のなかで、利用者がしたいこと、できることを見つけ出し、生活動作として毎日繰り返すことで、その日常生活活動の自立と身体的機能の維持・向上を図ります。
在宅復帰後の支援
入所時にご自宅への訪問指導を行います。ご自宅の環境を把握し、在宅復帰に向けて介護法などのアドバイスを行っています。
地域・ご家族とともに
私たちは、ご利用者お一人おひとりのこれまでの人生や価値観を尊重し、ご本人の「やってみたいこと」を実現できるようお手伝いします。認知症になっても安心して暮らしていける街づくりを目指し、これからも専門的な知見を地域へ還元してまいります。

