6月18日、西日本新聞朝刊「医療欄」で当院の患者さん退院支援の取り組みが取り上げられました。これは、特に1年以上の長期入院を余儀なくされている患者さんを対象に当院が10年以上取り組んでいる独自のシステムで、まず精神保健福祉士のみならず医師・病棟看護師や作業療法士など患者さんにかかわる職員が退院支援を意識することからスタートしました。
今回の新聞記事報道では、院外へのアプローチとして地元の不動産業者の方々との信頼関係の構築や地域との支援体制づくりに焦点をあてた内容が掲載されています。
この取り組みの中心ともいえる地域医療連携部の内野課長は、単身生活が難しそうな患者さんでも周囲のサポートがあれば自立した生活が可能であると言います。当院は今後も患者さん本人がその方らしく生活できるためのさまざまサポートを整えてまいりたいと考えています。